2011.8.6
【速報】ネイチャー＆
レクリエーション楽宿 第2期終了

　

東日本大震災の被害や放射線の影響で屋外での遊びが制限されている福島県内の子どもたちに、豊かな自然の中で伸び伸びと遊んでもらうネイチャー＆レクリエーション楽宿。第2期＜8月4日(木)~6日(土)＞には、いわき市の子どもたち96人が参加しました。
　いわき市の子どもたちも、原発事故のあと、学校の体育も体育館で行われること多く、夏のプールにも入れなかったといいます。そうした状況から一時離れ、国立磐梯青少年交流の家（福島県耶麻郡猪苗代町）でニュースポーツやハイキング、キャンプファイヤーなどを思いきり楽しみました。
　野外炊飯ではカレーライスを作りました。ご飯が上手く炊けなかったり、家のカレーとちょっと違う味になったのも良い思い出になりました。初めてテントで寝る子どもも多く、最初は不安でしたが、過ごしてみると快適で、とても楽しかったようです。
　キャンプファイヤーでは、スタッフの趣向を凝らした点火式に感激!? 班ごとにみんなで練習した歌などを披露しました。
　水鉄砲を作りは子どもたちに大人気。竹に布を巻いて作るのに苦戦もしましたが、最後はみんなで水をかけあい、全身ずぶ濡れになるまで遊びました。
　元気が良すぎる班もありました。学生ボランティアの班リーダーが「静かにしよう」と声をかけると、一段と騒がしくなります。その騒がしさが原因で、仲が悪くなりそうに・・・。リーダーが子どもたちとその原因を振り返りながら話し合い、最後にニックネームをつけあって仲直りをしました。子どもたちにとっても、学生ボランティアにとっても、良い思い出となりました。